かゆみを伴う紅斑(赤み)や膨疹(ふっくらした虫刺されみたいな腫れ)ができ、数時間で消えますが繰り返します。「みみずばれ」みたいになったり時に癒合して「地図状」の模様のようになります。
咳が出たり、声が枯れたり、息苦しくなることもあります。
この疾患の特徴
- 原因については、アレルギー性、食物依存性運動誘発性、非アレルギー性、消炎鎮痛剤、寒冷、温熱、日光、振動、圧迫などで、原因不明のこともあります。
- 悪化要因は、感染、疲労、ストレス、食物、運動、発汗などさまざまです。
- できるだけ原因を追究し、それらを避けるように気を付けます。
主な治療法・食事法
- 治療は抗アレルギー薬、抗ヒスタミン薬など内服薬が基本になります。漢方薬が有効な場合もあります。
- 気道の狭窄症状があれば、救急病院へ受診してください。
- 治療期間は1カ月から数年のこともあります。
- 自己判断で治療は中止せず、医師の指示に従い徐々に減量を行うことが大切です。
- 疲労、ストレス、睡眠不足に気を付けましょう。
- あくの強い食べ物(たけのこ、ふきのとうなど)や、香辛料、アルコールはひかえてください。
- お風呂はぬるめ(38度まで)がよいでしょう。