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伝染性膿痂疹(とびひ) – お知らせ|高木皮膚科・漢方皮膚科
この疾患の特徴
- 全身のどこにでも生じる紅斑、水疱、膿疱、びらん、痂疲で掻破により次々と病変が拡大するため「とびひ」と言われています。
- ときに咽頭痛やリンパ節腫脹や発熱など全身症状を伴うこともあります。
- 原因は黄色ブドウ球菌(水疱型)やA群β溶血性連鎖球菌(痂疲型)感染により菌体から産生される毒素です。
主な治療法・食事法
- 治療は抗生物質内服と抗菌剤軟膏や亜鉛化軟膏外用とかゆみが強い時にはかゆみ止めの内服を併用します。痂疲型の場合は腎炎予防のため少し長め(10日ほど)抗生剤を飲んだ方が良いです。
- 登園は病変が広範囲の場合は乾くまでは休ませた方がよいです。病変が狭い範囲できちんと治療をして軟膏処置とガーゼ保護できていれば、登園はしてもよいことになっています。病変部には原因菌がいるため他人にうつす恐れがあります。登園については医師に相談してください。
- 鼻の中には原因菌がたくさんいるため、触らないようにしましょう。
- 毎日石鹸をつけてシャワー浴することも非常に大切です。お風呂につかることは控えましょう。
- 消毒はしないでください。
- プールは治るまで控えてください。
さまざまな皮膚のトラブルに対応いたします。
一般的な皮膚疾患(いぼ、水いぼ、湿疹、皮膚炎、アレルギー症状等)の他、漢方と西洋医学の両方を取り入れた治療を行っており、漢方薬の処方もいたします。