■カンジダ性間擦疹:大人、高齢者の陰股部、腋窩、乳房下、乳児のおむつ部位
■カンジダ性指間びらん:水仕事の多い女性、飲食業、美容師など
■小膿疱(膿のぶつぶつ)、紅斑(赤み)、鱗屑(かさかさ)ができる
■カンジダ性爪囲炎:爪カンジダ症の爪周囲の紅斑(赤み)
■角質増殖型カンジダ症:足の角化(ごわごわ)、鱗屑(かさかさ)
■口腔カンジダ症:免疫力の低下した人の白苔(白い苔)、びらん(皮めくれ)
この疾患の特徴
- カンジダ菌は皮膚の常在菌でもともと無害な菌ですが、宿主の局所的または全身的な抵抗力の低下によって発症します。
- 原因は高温、多湿、多汗、細かい傷、間違ったスキンケアが原因で真菌が皮膚に侵入してくるためです。
主な治療法・食事法
- 治療は抗真菌剤外用が基本で難治である場合は内服も行います。
- 内服薬は併用注意薬と副作用の恐れがあるため、きちんと確認の上、処方します。内服前と内服後1か月目、2か月目で採血をします。
- 流水の中では生きていられませんので洗濯物や湯舟の中での感染の恐れはありません。
自宅では靴下をはき、トイレのスリッパと足ふきマットの共用はさけましょう。