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帯状疱疹 – お知らせ|高木皮膚科・漢方皮膚科
この疾患の特徴
- 痛みを伴う小水疱と紅斑が帯状にいくつか集まって出現します。痛みが先行して後から皮疹が出てくることもあります。その逆もあります。水疱がのちに潰瘍形成したり二次感染を起こすことがあります。
- ひどい場合は角膜炎、排尿障害、運動神経麻痺、髄膜炎を併発することがあります。
- 皮疹が治った後も神経痛が1~2か月から場合によっては数年続くことがあります。高齢者でとくに頻度が高いといわれています。
- 原因は昔に感染した水ぼうそうウイルスが神経節に潜伏していて、加齢や疲労、免疫力の低下により再活性化するためです。ほかの人からうつって発症するわけではありません。
- 発症後なるべく早い時期に治療開始することが大切です。
主な治療法・食事法
- 治療は抗ウイルス薬を内服・外用します。重症例は大きな病院での入院点滴治療をご紹介しています。
- 抗ウイルス薬による治療が7日間終わった後に残った潰瘍については軟膏治療を行います。
- 神経痛が残った場合は神経の痛みを和らげ、痛んだ神経を修復するお薬を痛みの程度により合わせていきます。漢方治療も有効です。重症例は麻酔科のペインクリニックでのブロック注射をご紹介しています。
- 治療中は過労をさけて充分な睡眠をとり、ゆったりと過ごしてください。
- 重症例でなければ飛沫感染はありませんが、水疱の中にウイルスがいるため赤ちゃんをだっこすることは控えてください。
- お風呂に入って体を温めた方が痛みは楽になります。
さまざまな皮膚のトラブルに対応いたします。
一般的な皮膚疾患(いぼ、水いぼ、湿疹、皮膚炎、アレルギー症状等)の他、漢方と西洋医学の両方を取り入れた治療を行っており、漢方薬の処方もいたします。