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円形脱毛症 – お知らせ|高木皮膚科・漢方皮膚科
この疾患の特徴
- 突然、自覚症状なく毛髪が円形に抜けます。毛髪があるあらゆる部位に生じる可能性があり、頭髪以外に眉毛、まつげ、ひげ、腋毛、陰毛にも生じることがあります。
- 単発例では数カ月で自然治癒することもありますが、繰り返すことも多いです。
- アトピー性皮膚炎やそのほかの自己免疫疾患(甲状腺機能低下症、尋常性白斑、関節リウマチなど)と合併することがあります。
- 原因は自己免疫疾患で自分の毛根を自分のリンパ球が攻撃することで毛が抜けます。
- 精神的ストレスをきっかけに発症する人もいますが、まったく関係なく発症することも多いです。人口の1~2%の発症率と言われており100人に1人誰にでも発症する可能性があります。
主な治療法・食事法
- 治療はグリチロン、セファランチンの内服とフロジン液、ステロイド外用液のほか、局所液体窒素療法や紫外線療法(エキシマライト)も併用します。漢方治療も併用します。アトピー素因がある場合は抗アレルギー薬内服が有効な場合もあります。
- 紫外線療法(エキシマライト)導入時は1週間に2回ぐらい、光線量が安定してきたら月に2~4回ぐらいペースで照射するのが効果的です。
- 局所液体窒素療法は月2~4回ペースで行うのが効果的です。
- 複数の治療を併用して治療効果を上げていきます。
さまざまな皮膚のトラブルに対応いたします。
一般的な皮膚疾患(いぼ、水いぼ、湿疹、皮膚炎、アレルギー症状等)の他、漢方と西洋医学の両方を取り入れた治療を行っており、漢方薬の処方もいたします。