顔面のほてりは発赤(赤み)を繰り返しながら、徐々に紅色丘疹(赤いブツブツ)、膿疱(膿ぶくろ)を生じ、長期に及ぶと鼻瘤(鼻のできもの、いわゆる「赤鼻」)を形成するようになります。ときに角膜炎、結膜炎、虹彩炎、胸膜炎など眼合併症を伴うことがあります。
この疾患の特徴
- 原因は不明で未だ明らかにされていません。
- 増悪因子として紫外線、熱、アルコール、刺激物、精神的ストレスなどが言われています。
- ステロイドを長期外用することにより酒皶様皮膚炎を生じることがあります。
主な治療法・食事法
- 治療は抗菌剤内服、漢方薬内服のほか、抗菌剤外用を行います。
- 治療としてあえて何もぬらないということも有効であるといわれています。
- 完治するまで非常に時間がかかりますが根気強く継続することが大切です。