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掌蹠膿疱症 – お知らせ|高木皮膚科・漢方皮膚科
この疾患の特徴
- 手掌、足底に紅斑、水疱、膿疱、痂疲、鱗屑を生じ、消長を繰り返します。
- 胸肋鎖関節症、関節炎、甲状腺疾患、糖尿病を合併することがあります。
- 原因は不明で未だ明らかにされていません。
- 増悪因子として病巣感染(虫歯、歯周病、扁桃腺炎、副鼻腔炎、中耳炎、胆嚢炎)や金属アレルギーが指摘されています。
- 金属アレルギーについては金属パッチテストで確認することができます。
主な治療法・食事法
- 治療はステロイド軟膏、活性型ビタミンD3軟膏外用とビオチン(ビタミンH)内服、漢方治療、紫外線療法(エキシマライト)を併用します。病巣感染の確認ために短期間抗生物質内服をして皮疹の消退の有無を確認することもあります。
- 紫外線療法(エキシマライト)導入時は1週間に2回ぐらい、光線量が安定してきたら月に2~4回ぐらいペースで照射するのが効果的です。
- 根気がいりますが複数の治療を継続することによりゆっくりと症状が軽快していきます。
- のどの渇き、疲れやすさ、動悸息切れなどがある場合は糖尿病や甲状腺疾患の精査が必要です。
- タバコは咽頭炎の原因になるため控えましょう。
さまざまな皮膚のトラブルに対応いたします。
一般的な皮膚疾患(いぼ、水いぼ、湿疹、皮膚炎、アレルギー症状等)の他、漢方と西洋医学の両方を取り入れた治療を行っており、漢方薬の処方もいたします。